最新号のご案内(1月20日発売 定価:630円)
世界よ、これが日本の観艦式だ!
2022年11月6日、海上自衛隊創設70周年を記念した「国際観艦式」が、相模湾にて行われました。
観艦式とは、自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣に、海自の精強さを観閲してもらうこと、また、多くの国民に海自の存在を知ってもらうことを目的としていますが、今回は国際観艦式ということで、12カ国18隻の外国艦艇も集結し、華やかな祝賀航行も見られました。海自の艦艇や航空機が堂々と披露される様には、各国から称賛の声が贈られ、まさに“抑止力”を発揮する場にもなりました。
海洋国家・日本が世界に誇るシーパワーを具現化した、一大ページェントの魅力を余すところなく特集しました。
最前線でヘリコプターを整備・修理する 戦場のメカニック
わが国が他国などから侵略を受けた際に、地上で敵を迎え撃つ陸上自衛隊は、弾薬や燃料は当然のこととして、食糧から医療まで必要なあらゆるモノ、コトを全て自前で用意し、最前線の部隊を支えます。攻撃を受けたり故障などで飛べなくなった航空機を、最前線で修理・整備、回収をする整備部隊まで用意されているのです。それが「航空野整備隊」です。
主にヘリコプターの整備を行う「東部方面航空野整備隊」にスポットを当てて、彼らの特別な能力を明らかにしていきましょう。