どんなところ:多くのトップアスリートを輩出する自衛隊体育学校
2026年に行われた「第101回日本選手権水泳競技大会」の男子50メートル平泳ぎの種目で、第2位に輝いた渡辺2曹
レスリング、柔道、ウエートリフティングなど、各種競技で世界的に活躍するアスリートの養成を行う自衛隊体育学校。1961年の設立以来オリンピックでは計28個のメダルを獲得するなど、日本のスポーツ界の中核を担っており、水泳選手も多く所属する。
一方で、自衛隊体育学校は体育訓練の調査・研究や指導者の育成も行っており、指導者となった隊員は各部隊に戻って部隊の体力づくりを向上させ、自衛隊の精強化に寄与している。
任務の中身:多くのトップアスリートを輩出する自衛隊体育学校
水泳競技の選手である渡辺2等陸曹はズバリ、「体育学校所属のアスリートの任務は、国際大会で活躍すること」と話す。所属選手は、一般曹候補生などとして採用後、特別体育課程学生候補者集合訓練などを経て体育学校に入校する。
練習の内容:泳ぐだけでなく、食事や休息も練習の1つ
体育学校には水泳連盟公認の50メートル屋内プールがある。選手はそこで午前と午後にそれぞれ練習を行い、1日の課業のほとんどをトレーニングに費やす。
ただプールで泳ぎ込みをするだけでなく、マッサージなどのコンディション調整や泳法の分析なども行われる。また、隊員食堂での食事も、量やカロリーが多かったり、逆に減量が必要な選手は低カロリー食が出るなど、一般隊員とは違うメニューが用意され、体力維持、体重コントロールを心掛けている。
取材した人:自衛隊体育学校 水泳班 渡辺2等陸曹
スイム歴は約27年。得意な泳法は平泳ぎ。「水泳とは、人間として成長するためのプロセスです。理想の泳ぎを目指し試行錯誤する中で、多くの感謝を学びます」
(MAMOR2026年7月号)
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<文/古里学 写真提供/防衛省>
※記事内容は上記掲載号の発売時点のものです
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