隊舎で規律正しい生活を送る自衛官だが、課業終了後や休日は私たち一般人と同じように、それぞれ自由な生活を楽しみ、趣味に親しむ隊員も多い。
全国には、いわゆるクラブ活動が盛んな基地・駐屯地がたくさんあり、多くの隊員が参加している。数ある中からマモルが選んだ、いくつかのクラブを紹介しよう。
音楽部:市の音楽イベントに参加

航空自衛隊美保基地(鳥取県)にある音楽部「遊空」では、15人で主にポップスを演奏するバンド活動を展開。
課業後や土日などに練習を重ね、基地が所在する境港市が開催する各種音楽イベントなどに、年に2、3回参加している。
2輪モータースポーツ部:月1でツーリングを実施中

武山駐屯地(神奈川県)の隊員を中心に、オートバイ乗り数名が集まるサークル。
各種走行会などに参加してプロライダーの指導を受けるなど、ライディングスキルの向上を図り、月に1回程度、ツーリングを実施。
バスケットボール部:試合形式の練習で汗を流す

航空自衛隊岐阜基地(岐阜県)で勤務する隊員30人が活動する「基地バスケットボール部」。
社会人チームの大会や全自衛隊バスケットボール大会(注)への出場を目標に、週2回、試合形式の練習を行う。
フットサル部:大会での優勝を目指す!

陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都)の女子フットサルチーム「SULWAY」のメンバーは15人。
さまざまな部隊・職種の陸自の隊員が、週に1回のチーム練習、月に1回の部外チームとの合同練習などを行う。
茶道部:月1で講師に茶道を習える

航空自衛隊百里基地(茨城県)の茶道部「表千家同門会」では、6人の隊員が活動。講師による講習を月に1回行うほか自主練も行う。
四季折々の和菓子を囲んでの会話が、隊員たちの癒やしの時間になっている。
ラーメン同好会:ラーメンの味を語り合う
陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都)のラーメン好きにより構成される「SUSURU会」はラーメン同好会。
月に1回、9人のラーメン好きが集まり、1、2軒の店舗を新規開拓。麺をすすった後、その味についてひたすら語り合う会だ。
卓球部:市民大会にも出場する
岐阜基地(岐阜県)に勤務する隊員12人で週に1回活動している卓球部。各自の課題を克服するための練習、模擬試合を行っている。
全国自衛隊卓球大会(注)や市民大会などに参加し、好成績を残すことが目標だ。
よさこい部:全国のよさこい祭りにも参加

埼玉県を中心に陸上自衛隊の隊員とOBの約50人が参加して活動している、よさこい乱舞集団「大宮同心桜連」。
週に2回の練習を行い、全国各地のよさこい祭りに参加するほか、さいたま市と連携して地域の子どもたちによさこいの指導を行っている。
ボディーメ-ク部:心身ともにリフレッシュ
防衛省目黒地区(東京都)で陸・海・空の混合メンバー25人が活動する「ボディーメーク部」。
平日昼の休憩時間を活用。体育館に集合し、全身の筋力・体幹トレーニングを実施。日々、体を鍛えることで、心身ともにリフレッシュしている。
漫画部:自衛隊の“絵師”集団

練馬駐屯地(東京都)で活動する漫画部「JUNGLE」は、11人が“絵師”として描いた作品を発表し合ったり、基地・駐屯地の行事や地本のマスコットキャラクター、缶バッジのデザインなどを作製中。
模型部:飛行機や戦車を作製

高田駐屯地(新潟県)の隊員20人が集う「高田駐屯地模型部」。週2回、飛行機や戦車、ガンプラなどの模型を作製し、各種模型の展示会やコンテストなどに参加している。
テニス部:テニスの基本を練習する

霞ヶ浦駐屯地(茨城県)の「霞ヶ浦なかよしテニス倶楽部」では、昼休みや課業後に、6人でサーブやボレー、ボレスト、ストロークなど、テニスの基本を練習。シングルスとダブルスの試合も行っている。
ゴルフ部:定期的にコンペを開催

霞ヶ浦駐屯地(茨城県)には隊員6人によるゴルフ部がある。
週に1回、練習を行い、月に1回、コースを回るコンペを開催。ゴルフを通じ、年齢と性別の垣根を越え、皆がかけがえのない時間を共有している。
(注)自衛隊内で自衛隊員によって行われるバスケットボール、卓球の全国大会
(MAMOR2025年10月号)
<文/魚本拓 写真提供/防衛省>
※記事内容は上記掲載号の発売時点のものです



