自衛官のヘアスタイルといえば「男性は短髪」が基本とされている。ロングヘアの女性の場合、後ろ髪は端正にまとめることを推奨。
つまり、以上を守り、品位を保つヘアスタイルであれば、おしゃれを楽しむことができるというわけだ。
では、実際にどんな髪型ならOK? というわけで、4人の自衛官に、ヘアスタイリストKEIKOさん協力のもと、オンとオフ、それぞれのシーンで通用するヘアスタイルにチャレンジしてもらった。
サイドとバックを刈り上げてボリュームダウン、分け目を変えて雰囲気もチェンジ

「髪の量が多くて髪質が硬く、セットしづらいのが悩みです」という陸自A隊員。そこで、サイドとバックを刈り上げてボリュームを減らし、トップ(頭頂部)を短めにカットして立ち上げるようにした。
さらに前髪の分け目を変えオフのときには全体的にジェルを付けてエアリー感を出し、毛先を遊ばせるように。
「だいぶスッキリして印象が変わり、スタイリングもしやすそうでうれしいです」と話すA隊員。
オンではクールなストレート、オフではソフトなウエービーにアレンジ

陸自B隊員が気になるという「うねりがあってクセの強い髪」は、まずは肩にかからない長さまで思い切ってカット。
毛先をやわらかくして全体がなじむよう、レザーの刃を斜めに入れて切り、短くカットした内側の毛の上に、長めにカットした外側の毛をかぶせるようにして髪に落ち着きを与えた。
オフのときはヘアアイロンでサイドとバックにウエーブを付け、動きのあるスタイルを演出。「久々のショートヘア。軽い感じが新鮮です!」と、B隊員。
オーソドックスからワイルドなスタイルまで楽しめる

「伸びるとクセが目立ち、特にサイドが広がってしまって収拾がつかなくなる」という海自C隊員の髪。それを解消するため、サイドとバックの髪が立ち上がらないよう、バリカンでスッキリと刈り上げた。
トップ(頭頂部)は短めにカットして、オンのときには前に垂らすようになでつけ、オフのときには立ち上げてアレンジ。
「ワックスやグリースを使えばいろいろなスタイルを試せる髪型で、大満足です!」と、C隊員。
前髪に厚みを持たせて優しい印象を与えるスタイルに

「ボリューミーな髪で、前髪の分け目にクセがあるのがイヤ」だという海自D隊員。
全体的に10センチメートルくらいカットしてから、表面の毛が短くなるようにレイヤーを入れ、さらに全体的にすきバサミで毛量を調整し、軽さを出した。
オンのときにはねじりを入れたおだんごスタイルに、オフのときにはふわっとさせたロングヘアに変身。
D隊員は「分け目のクセも目立たず、かわいらしく見える髪型になって最高です!」とにっこり。
【KEIKOさん】
東京・表参道にある「NORA HAIR SALON」のヘアスタイリスト。アーティストのヘアメークなども担当する。髪質や顔型に似合うヘアスタイルを提案するのが得意
(MAMOR2025年10月号)
☆MAMOR2021年12月号~2023年5月号に掲載された連載を一部リメークして再掲載しています
<文/魚本拓 写真/増元幸司>
※記事内容は上記掲載号の発売時点のものです





