今回紹介する「カツオのたたきカルパッチョ」は、焼津市ならではのメニュー。カツオの旬は春と秋ですが、季節を問わず通年手に入りやすい、加工品のたたきを使用しています。マヨネーズをベースとしたオリジナルソースがポイント。おろしショウガの搾り汁も加えて魚臭さを抑えています。
栄養士の資格を持つ防衛技官と、基地で隊員の食事を作っている給食小隊が一丸となって創意工夫を凝らし、魅力ある食事提供に努めているのだそう。
今回のメイン食材、カツオに含まれるDHAとEPAはコレステロールの上昇を抑え、タウリンは肝機能を高めます。血合いには鉄分が多く含まれ、貧血を予防する効果も。カツオと相性の良いタマネギもたっぷり使います。あっさりしたおかずなので、野菜の煮物や炒め物を付け合わせているそうです。
材料(2人前)
※静浜基地で作られているレシピをもとに編集部で家庭向けにアレンジしました。
カツオのたたき:200g
タマネギ(薄切り):小1個(160g)
水菜(3㎝長さに切る):1株(20g)
ミニトマト(ヘタを除き、2等分に切る):4個
レモンの薄いいちょう切り:8枚
<A>
マヨネーズ:大さじ2
酢、しょうゆ:各小さじ1
おろしショウガの搾り汁、オリーブオイル:各小さじ1/2
作り方
1:カツオのたたきは、刺し身用であればそのまま、サクなら1㎝弱の厚さに切る。
2:タマネギは水にさらす。
3:(A)を混ぜ合わせ、ソースを作る。
4:器に(2)の水気をきって広げ、上に(1)をのせる。水菜、ミニトマト、レモンを彩りよく盛り、(3)のソースをかける。
<調理/樋口秀子 文/富田純子 料理撮影/小野岳也 写真提供/防衛省>
(MAMOR2017年12月号)
※記事内容は上記掲載号の発売時点のものです