任務に性別は関係ない、とはいえ、やはり女性の自衛官には人に言えない悩みや苦労もあるようだ。そんなエピソードを、MAMOR本誌で女性自衛官の漫画を連載したちーぱか先生に描いてもらった。
常に一生懸命だからこそ笑ってしまう女性自衛官あるある話
男女が等しく評価される自衛隊という厳しい環境に身を置きつつも、やはりデリケートな乙女心は隠しきれないもの? プライベートでは任務中には見せない姿があったり、思いがけない男性自衛官の反応に戸惑う姿があったり……。
日々、任務に励む陸・海・空各自衛隊の女性たちから、「大きな声では言えないココだけの話」をこっそり教えてもらった。苦労の絶えない現場で奮闘する女性の自衛官たちは、時にいじらしく、時にたくましい、愛すべき存在なのだ。
女性自衛官マンガの巨匠(?)ちーぱか先生が愛情を込めて描くこの漫画を読めば、自衛隊で何事にも全力で取り組む女性たちを、もっともっと応援したくなるはず!
偽装のプロ
任務で磨いた偽装の腕は私生活でも存分に発揮!?
【まだあるこぼれ話】
「制服のズボンのボタンが外れたまま男性自衛官らの前で平然と任務にあたっていたら、女性自衛官がそっと耳打ちして教えてくれました」そりゃ男性は言いづらいわ。
3Kどんとこい
自衛隊の任務にニオイはつきもの?それには慣れたのだけど……。
【まだあるこぼれ話】
「野外訓練のときは休憩のたびに日焼け止めを塗り直してます。銃整備の油で手も荒れるのでハンドクリームも必須。女性自衛官といえどスキンケアは欠かせません!」
混線する先輩
彼氏の前ではかわいくいたい、揺れる乙女ゴコロ。
【まだあるこぼれ話】
「自衛隊生活で早食いの癖が。実家に帰った際、今まで家族の中で一番早く食べ終えていた父より早く食べ終えてしまい、母から『ゆっくり味わえ』と怒鳴られました」
(MAMOR2021年3月号)
<イラスト/ちーぱか>